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なぜ?が語られない障がい者雇用指導

イメージ写真、若葉

皆様2017年新年あけましておめでとうございます。
私どもNPOを本年もご支援賜りますようお願い申し上げます。

さて、本年初めての講演は愛知県でした。
愛知県からのご依頼で、トップセミナーと銘打った事業主の皆様を対象としての雇用促進セミナーでした。昨年暮れ発表された障がい者の雇用状況報告の結果、最下位の東京都に近い1.85%と他府県に比し後れを取ってしまった愛知県だけに、緊張感あふれるセミナーでご参加いただいた方も400名に及びました。
このセミナーで秦は『障がい者雇用を成功に導く為に』というタイトルで60分講義を勤め
ました。ここでいう"成功”とは、単に雇用率を達成することを目指すものではなく、企業側が障がい者を仲間として迎え、能力や適性に沿った職場配置を行い、仕事を通して会社経営に貢献させる。この実現こそが成功の意味ではないかとお話しました。
しかしながら、愛知労働局の方が冒頭語られていたのは、他府県でのセミナー同様

  • 2016年度の県内の雇用は雇用率でも雇用数でも過去最高を達成し
  • 法的雇用率達成企業の割合も前年比で改善されている
  • しかし全国平均には及ばない残念な結果で終わっており、一層の努力が求められる

というアナウンスでした。『なぜ今障害者の雇用が必要か、急がれるか』“なぜ?”が語られませんでした。なぜが語られなければ以前と変わらずやらされ感だけの雇用から抜け出せません。逆になぜに気付いたとき、企業の取り組みには変化が生まれるはずです。

労働局側の実雇用率を引き上げたい気持ちは十分理解できますが、だからこそなぜ企業に雇用努力をしてほしいのか、を発信してほしいと願うばかりです。