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職域開発目のつけどころ

イメージ写真、ペンを持つ手

1."困った!”が発見の糸口

 障がい者雇用に取り組む多くの企業の共通の悩みは大きく分けて3つあります。

  • ①経営が厳しく採用どころではない
  • ②採用はしたいが任せる仕事が無い
  • ③受け入れ環境が整っていない

この3つの出来ない言い訳は筆者がこの世界に入った26~27年前と変わっていません。
①の理由は経営の実態がそうであればやむを得ません。景況の回復を待ちましょう。
一方、2つ目、3つ目の理由はこれだけ障がい者雇用が進み、多の企業が取り組むようになった今日、言い訳と言われても抗弁できないでしょう。結果を急ぐあまり他社の取り組み事例をそっくりまねして職域を創ってしまう。仏を創っても魂が込められていなければそれは偶像。前回の記述のように働くことを願う障がい当事者の意欲を根こそぎ奪い去ってしまいます。

2.困ったの原因・対策を考える

経営がある目標を設定してその目標に向かって邁進するものとすれば、その進展を阻害するものは排除が必要です。それは多くの職場に日常的にみられる困った状態が放置されていることです。

  • 恒常的に残業が続く
  • 雑事に忙殺され本来やるべき仕事に集中できない
  • その結果ミスや不測の事態が生じている
  • 働く従業員が疲弊し働くモチベーションが低下傾向にある

これらの事態は困ったこと超えて経営的に見ても危機を抱えていると言えます。
この困ったに着目し、なぜそのような事態に陥っているのか。どうすれば理想に近い業務体制に変われるのかを考える貴重な機会となります。
困っている状態は皆さんの職場の随所にあるのでは?

次回その具体的な事例をご紹介します。