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コラム新設にあたり

最近、障がい者採用に取り組んでいる複数の企業から、同じような質問を受けました。

  • 「面接の際に気を付けるポイントはありますか?」
  • 「どのような質問をしたらいいのでしょうか?」
  • 「障がいに関することはどこまで聞いてもいいのでしょうか?」

などなど

このような質問を受けて、私も約15年前に人事担当として初めて障がい者雇用に携わったとき、同じように悩んでいたことを思い出しました。

すでに雇用を促進している企業では、採用や雇用管理に関するノウハウが蓄積されています。ですが私が担当した当時の障がい者雇用率は0.5%で、社内にはノウハウはほぼないに等しい状態でした。私自身も初めて担当するのでもちろん何の知識もありません。
他部署からこの業務を引き継いだ際には安易に考えていましたが、「障がい者雇用とは何ぞや?」と調べるにつれて

  • 「障害者雇用促進法」という法律があること
  • 企業には障がい者を雇用する義務があること
  • 法定雇用率という雇用基準が設けられていること
  • 法定雇用率を下回る場合には社名公表や行政指導を受ける可能性があること

を知り、上記の0.5%という数字が何を意味しているかわかって青ざめました。
時は初秋、もう時間が残されていないためなりふり構わず採用を進め、ひとまず行政指導を受けることだけは免れました。

イメージ写真、ペンを持つ手

あれから15年間障がい者雇用に携わり、今は立場を変えて企業や障がい者の雇用・就労サポートを行っていますが、そのスタートたるやお恥ずかしいほどの無知から始まっています。そのような私ですが、私なりに蓄積したノウハウや感じていることを次回以降記していきたいと思います。

まずは、冒頭に書いた採用にまつわる諸々についてお話ししたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

*お断り
筆者は「障がい者」「健常者」という分け方、呼び方は本来好ましくないと考えていますが、このコラムでは一般的に使われる表現の方がわかりやすいと考え、あえて使用しています。どうかご容赦ください。